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高齢世代の健康状態と意識 ~健康寿命の延長に向けて~

2024/05/14
メディリード / マーケティング&コミュニケーション部

株式会社クロス・マーケティンググループ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:五十嵐幹、東証プライム3675)のグループ会社である株式会社メディリード (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:亀井晋)は、2023年に実施した「Medilead Healthcare Panel(以下「MHP」)構築調査」から、高齢世代*に着目したヘルスケアレポートをリリースしました。
(*本レポートでは、65歳以上の世代を「高齢世代」として取り上げております。)

調査概要

 調査目的

:高齢世代におけるヘルスケア実態の理解

 対象者条件

:65歳以上の男女(Medilead Healthcare Panelのデータより抽出)

 サンプル数

:57,882件

 調査時期

:2023年8月8日~9月26日

レポートサマリー

高齢世代では未婚率は1割以下であり、ほとんどの方が結婚を経験していることがうかがえる〈図1〉

高齢世代では、4人に1人が子どもと同居している一方で、一人暮らしをしている高齢者は15.5%にのぼる。特に女性の場合、一人暮らし割合は22.0%で、高齢になっても自立して生活する必要性が高いことがうかがえる。〈図2〉

閉経後の女性に多いとされる骨粗鬆症が上位にあがっており、ひざの痛みや関節の痛みなど関連した症状が続く〈図3〉

AYA世代では先発品または後発品を指定する割合は5割に満たず、半数以上が薬剤師に任せているが、高齢世代では35.1%が後発品を指定して調剤してもらっていることがうかがえる。〈図4〉

病気・症状・薬の情報において信頼している情報源については、特にないという回答が最も多く、約4人に1人であった。インターネットを使用して情報を調べている方は一定数いるが、SNSはほぼ活用されていないことがうかがえる〈図5〉

介護されている方(被介護者)のうち60代以上の割合は88.3%で、高齢になると介護のリスクが高まることがうかがえる。健康な状態で長く過ごせるよう気を付ける必要がある〈図6〉

今回のレポートより、高齢女性において骨粗鬆症やそれに関連する症状に罹患していることがわかりました。このような健康リスクは、寝たきりなどの状態へとつながる可能性があるため、健康寿命を延ばすためには予防と対策が重要です。高齢女性の約22%は一人暮らしをしているため、特に注意が必要になるでしょう。信頼性の高い健康情報へのアクセスと、健康につながる生活の実践などが必要だと考えられます。

詳細な情報は下記URLよりご確認いただけます。

今回のレポートは、MHPのデータを活用した実践的なケースをご紹介しました。お客様のご要望に基づき、異なる視点からのデータ分析も柔軟にご提供可能です。何かご質問や疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
(お問い合わせ:https://www.medi-l.com/contact-us/)

株式会社メディリードは、企業理念に掲げる「わたしたちの幸せな生活とヘルスケアの未来のため」を成し遂げるため、固定概念にとらわれず、常に新たな視点で積極的にチャレンジし、有益な提言および科学的根拠を導き出してまいります。

〈図1〉高齢世代では未婚率は1割以下であり、ほとんどの方が結婚を経験していることがうかがえる

〈図2〉高齢世代では、4人に1人が子どもと同居している一方で、一人暮らしをしている高齢者は15.5%にのぼる。特に女性の場合、一人暮らし割合は22.0%で、高齢になっても自立して生活する必要性が高いことがうかがえる。

〈図3〉閉経後の女性に多いとされる骨粗鬆症が上位にあがっており、ひざの痛みや関節の痛みなど関連した症状が続く

〈図4〉AYA世代では先発品または後発品を指定する割合は5割に満たず、半数以上が薬剤師に任せているが、高齢世代では35.1%が後発品を指定して調剤してもらっていることがうかがえる

〈図5〉病気・症状・薬の情報において信頼している情報源については、特にないという回答が最も多く、約4人に1人であった。インターネットを使用して情報を調べている方は一定数いるが、SNSはほぼ活用されていないことがうかがえる

〈図6〉介護されている方(被介護者)のうち60代以上の割合は88.3%で、高齢になると介護のリスクが高まることがうかがえる。健康な状態で長く過ごせるよう気を付ける必要がある

MHPの特長

MHPは2018年から年1回実施している大規模調査です。毎年30万~35万人ほどの回答を得られており、直近1年以内に入通院歴がある約5万人と、同期間に入通院歴がない約30万人、介護をしている約1万人で構成されております。
アンケートパネルとして利用できるだけでなく、インサイト獲得を目的としたコホート研究(集団の追跡)などの縦断研究における分析にも十分に耐えうる疾患情報パネルとして、国内最大規模となります。(MHPの詳細:https://www.medi-l.com/medilead-healthcare-panel/

メディリードとは

リサーチでヘルスケア課題の解像度を上げることを目指し、医療業界専門のマーケティングリサーチとデータサイエンスで、クライアントの成功をサポートいたします。
また、“わたしたちの幸せな生活とヘルスケアの未来のため”という企業理念のもとに、今後も医療にまつわるあらゆるステークホルダーの皆さまの相互理解をサポートするとともに、すべての患者さんの今日、そして明日の生活を、少しでもより良いものにすることを目指してまいります。

≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例> 「株式会社メディリードが実施した調査によると・・・」

【会社概要】

会社名:株式会社メディリード
代表者:代表取締役社長 亀井 晋
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2015年4月
主な事業:医療関連領域の調査・データ解析業務
URL:https://www.medi-l.com/

会社名:株式会社クロス・マーケティンググループ
代表者:代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2013年6月
主な事業:デジタルマーケティング事業及びデータマーケティング事業、インサイト事業を行う子会社等の経営管理及びそれに付帯または関連する事業
URL:https://www.cm-group.co.jp/

<本リリースに関するお問い合わせ先>
株式会社メディリード マーケティング&コミュニケーション部
E-mail : info@medi-l.com


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この記事の監修者
メディリード / マーケティング&コミュニケーション部
メディリードは、「私たちの幸せな生活とヘルスケアの未来のため」という事業理念のもと、医療領域の調査を通じて患者さんのアウトカム改善を目指しています。ヘルスケアの解像度を高めることで、多くの方々の幸せな未来の生活に貢献したいと考えています。革新的な医療ソリューションを提供し、患者さんのQOL(生活の質)向上を実現していくことを目指しています。

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