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患者データベースからわかる 婦人科がん患者の傾向

2024/09/12
メディリード / マーケティング&コミュニケーション部

株式会社クロス・マーケティンググループ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:五十嵐 幹、東証プライム3675)のグループ会社である株式会社メディリード(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:亀井 晋、以下「当社」)は、2023年に構築したメディリードマーケットプレイス(ヘルスケアデータベース)をもとに、婦人科がん患者に着目したヘルスケアレポートをリリースしました。

調査概要

調査目的: 婦人科がん患者の理解
対象者条件: 1年以内に乳がん、卵巣がん、子宮頸がん、子宮体がんで入院・通院したと回答した方(メディリード自主調査のデータより抽出)
調査期間: 2023年8月8日~2023年9月26日
サンプル数:

疾患

人数

乳がん

990

卵巣がん

68

子宮頸がん

188

子宮体がん

126

レポートサマリー

  • 乳がん、卵巣がん、子宮体がんは40代~50代に多く見られるのに対し、子宮頸がんは20代~40代の患者が約7割を占める。世代別に見ると、AYA世代の子宮頸がん罹患率が高いことがわかる。〈図1〉
  • 全体の傾向と比較すると、会社勤務(一般社員)の割合が低く、パート・アルバイト、専業主婦の割合が高い。〈図2〉
  • 卵巣がん患者は再発の割合が他のがん種を比べて高い。治癒・寛解後も定期的な検査が必要なことが伺える。〈図3〉
  • 乳がん、子宮体がんでは、ステージ0およびステージIの患者が比較的多い。(約46.4%)
    卵巣がんでは、ステージIIIやIVに達している患者の割合が多く(約35.3%)、診断時には進行した状態で見つかるケースが多いことがわかる。〈図4〉
  • 高額療養費制度の利用率は卵巣がん患者で最も高く、約8割が利用している。
    一方で高額療養費制度を知らないと回答した割合が最も高かったのは卵巣がん患者であった。〈図5〉

今回のレポートから、20代以降では子宮頸がん、40代以降では乳がん、卵巣がん、子宮体がんの割合が高くなることから、女性は生涯を通じて婦人科系のがんに罹患する可能性があることが伺える。一方でステージ0やステージⅠで発見される割合が高いため、定期的な検診を受診することが大切であることがわかる。

詳細な情報は下記URLよりご確認いただけます。

レポートダウンロード:https://www.medi-l.com/contacthc/?reportno=7

今回のレポートは、メディリードマーケットプレイスを活用した実践的なケースをご紹介しました。お客様のご要望に基づき、異なる視点からのデータ分析も柔軟にご提供可能です。何かご質問や疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
(お問い合わせ:https://www.medi-l.com/contact-us/)

株式会社メディリードは、企業理念に掲げる「わたしたちの幸せな生活とヘルスケアの未来のため」を成し遂げるため、固定概念にとらわれず、常に新たな視点で積極的にチャレンジし、有益な提言および科学的根拠を導き出してまいります。

乳がん、卵巣がん、子宮体がんは40代~50代に多く見られるのに対し、子宮頸がんは20代~40代の患者が約7割を占める。世代別に見ると、AYA世代の子宮頸がん罹患率が高いことがわかる。〈図1〉

〈図1〉


全体の傾向と比較すると、会社勤務(一般社員)の割合が低く、パート・アルバイト、専業主婦の割合が高い。〈図2〉

〈図2〉


卵巣がん患者は再発の割合が他のがん種と比べて高い。治癒・寛解後も定期的な検査が必要なことが伺える。〈図3〉

〈図3〉


乳がん、子宮体がんでは、ステージ0およびステージIの患者が比較的多い。(約46.4%)
卵巣がんでは、ステージIIIやIVに達している患者の割合が多く(約35.3%)、診断時には進行した状態で見つかるケースが多いことがわかる。〈図4〉

〈図4〉


高額療養費制度の利用率は卵巣がん患者で最も高く、約8割が利用している。
一方で高額療養費制度を知らないと回答した割合が最も高かったのは卵巣がん患者であった。〈図5〉

〈図5〉


メディリードマーケットプレイスの特徴

2018年から年1回実施している大規模調査です。毎年30万~35万人ほどの回答を得られており、直近1年以内に入通院歴がある約5万人と、同期間に入通院歴がない約30万人、介護をしている約1万人で構成されております。
アンケートパネルとして利用できるだけでなく、インサイト獲得を目的としたコホート研究(集団の追跡)などの縦断研究における分析にも十分に耐えうる疾患情報パネルとして、国内最大規模となります。
(詳細:https://www.medi-l.com/medilead-healthcare-panel/

メディリードとは

リサーチでヘルスケア課題の解像度を上げることを目指し、医療業界専門のマーケティングリサーチとデータサイエンスで、クライアントの成功をサポートいたします。
また、“わたしたちの幸せな生活とヘルスケアの未来のため”という企業理念のもとに、今後も医療にまつわるあらゆるステークホルダーの皆さまの相互理解をサポートするとともに、すべての患者さんの今日、そして明日の生活を、少しでもより良いものにすることを目指してまいります。

≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ずクレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例> 「株式会社メディリードが実施した調査によると・・・」

【会社概要】

会社名:株式会社メディリード
代表者:代表取締役社長 亀井 晋
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立 :2015年4月
主な事業:医療関連領域の調査・データ解析業務
URL:https://www.medi-l.com/

会社名:株式会社クロス・マーケティンググループ
代表者:代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2013年6月
主な事業:デジタルマーケティング事業及びデータマーケティング事業、インサイト事業を行う子会社等の経営管理及びそれに付帯または関連する事業
URL:https://www.cm-group.co.jp/


自主調査レポート
この記事の監修者
メディリード / マーケティング&コミュニケーション部
メディリードは、「私たちの幸せな生活とヘルスケアの未来のため」という事業理念のもと、医療領域の調査を通じて患者さんのアウトカム改善を目指しています。ヘルスケアの解像度を高めることで、多くの方々の幸せな未来の生活に貢献したいと考えています。革新的な医療ソリューションを提供し、患者さんのQOL(生活の質)向上を実現していくことを目指しています。

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