企業に求められている “学びの文化”とは? メディリードは“仕事と自己成長の両方の学びの姿勢がある会社”でありたい
2023/11/27株式会社メディリードは、当社のオンコロジーエキスパートアドバイザーである北郷秀樹氏から日々アドバイスをいただく中で、医療、特にオンコロジー領域における調査において、意識しなければならない課題感を日々アップデートしています。北郷氏のアドバイスから、当社として特に意識していきたいトピックスや学び等をコラムで発信していきます。
私の好きな言葉に、”楽しいから成功する。成功するから楽しいのではない”という言葉があります。
“楽しい”の意味は個々人によって異なりますが、“どうすればもっと楽しくなるかを皆で考えて実践する”、“社内に学べる文化がある”ことが、ポジティブな考えや行動につながり、大きな達成感を感じることで笑顔が満ち溢れ、NEXT STEPへの大きな原動力になると考えています。
では、“企業における学びの文化”とはなんでしょうか?
・アイデアを大切にする文化
企業目標の達成と自己成長のために、学ぶ意欲を受け入れ、アイデアを創出するための学びを支援できる姿勢がある。失敗した経験からの学びを活かしてくれる文化があること。
・学ぶ機会が組み込まれている文化
学ぶ機会が会社の構造に組み込まれていること。 知識を磨く助けとなる人がいて、一緒に考え、創造し、それを共有できるトレーニング等に参加できる環境があること。
・仕事と自己成長、両方のための学びの文化
業務に必要な学びと自分が成長していくための学び、の両方を提供する文化があること。
常に学びがすべてかと言われれば違いますが、社員と会社の両方に競争優位性を与えてくれるものだと思います。
過去にオリエンテーションで、ある新入社員と話をしたことがありました。彼女は張り切っていました。2社から内定を受け、最終的に決め手となったのは、会社が学びを重視していたからだと教えてくれました。
ミレニアル世代やZ世代は、仕事を含めて生活全体を通じて、会社や自分について深く学べる刺激的な経験を求めていると言われています。また、転職せずに活発なキャリアを築ける自己啓発とトレーニングを積極的に求めているとも言われています。
すべて一から学ぶ機会を提供することではありません。社内で企業目標の達成に向けたアイデアやスキルを身につけるため、また自己の成長を促すための学びの場として、社員同士がオープンに考えや経験を共有し、理解しあえるセミナーやトレーニングを継続的に提供することです。
最近では、リモートワークとオフィスでのハイブリッドの体制をとっている企業が多いと思います。その中で、社員のモチベーションを維持していくことは企業の大事な責任です。一つの課題に複数のメンバーが参画して、様々なアイデアを出していくことが一番効果的だと言われていますが、この点についてリモートワークでは限界があるように思います。
しかしこのような状況でも、個々人が日常から業務に活かせるスキルや自己成長のための学びの場が会社にあれば、社員同士のつながりや、同じ思いを持つ人同士のコミュニケーションも活発になり、リモートワークであっても、仕事への活力は継続的なものとなると思います。
持続的な学びの文化は、企業にとって単なる投資ではなく、未来への戦略的な投資です。従業員が成長し、企業が変革に対応できる環境を築くことで、より良い未来を共に築いていくことができるでしょう。
メディリードでも定期的に学びの機会を持っていますが、今後もこの文化を継続し、わたしたちの幸せな生活とヘルスケアの未来のために貢献してまいります。
Medilead Oncology Expert Advisor 外資系製薬企業でオンコロジー領域のブランドマネジャー、製品開発、新製品のマーケティング、グローバルオンコロジーマーケティングリサーチリーダーを歴任
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