大きく違うところは、前職では様々な分野のデータ分析を行っていたのが、メディリードでは医療領域に特化しているというところです。
また、業務内容も異なります。前職で私が所属していたのはデータ分析を行う専門チームでしたので、様々な部署からの依頼に対して分析を行い、結果を返していました。結果を返した後、切り口を変えた再分析の依頼が来ることもありました。現在は分析のみを行うのではなく、お客様の依頼内容から分析をデザインした上で、どう結果報告するかまで意識して、データ分析やモデル開発に取り組んでいます。

さらに前職では、年度毎の数値の推移など、過去のデータの分析をすることが多かったのですが、メディリードでは未来の動向を調べることが大半です。
例えばHTA（医療技術評価）でしたら、特定の薬についてどれだけ効果があり、将来の費用はどうなっていくのか、といったシミュレーションを行います。薬の使用頻度、費用、生存率といった様々なパラメータを与えて何年後にどうなっているのかといった医薬品・医療機器の費用対効果を、将来の薬価（価格）に反映させるための評価に繋げます。

業務で取り扱っている医療は、普段の生活や今後の生活にも密接に関係してくる業界です。自分の将来にも結び付くかもしれないと思うと、やりがいに繋がっていきます。
現在私は、高齢者医療に関連した分析を担当しているのですが、今後ますます高齢化が進んでいくと非常に身近な問題だと思います。また、将来自分が罹ってしまうかもしれないがんなども分析で取り扱うことがあります。このような自分に関係してくるかもしれない医療という領域で自分の専門性を高めていけることが、メディリードでの仕事のやりがいだと感じています。

基本的にリモートで出勤し、案件毎にチームで詳細な打合せを行います。所属している部署全員での打合せや上長との個別の打合せも定期的に行っています。打合せでは、担当している案件の進捗確認や今後の進め方などの確認を行います。様子としては、メンバー全員が明るく雰囲気が良いといったところです。全社的にも割と個人が尊重される環境であること、リモートワークを活用して自分のペースで作業ができることから、仕事がしやすい環境だと感じています。