キャンサーペアレンツとの協働の歴史と背景

働き盛り世代、子育て世代のがん患者さんのための団体

キャンサーペアレンツは、35歳でステージ4のがん告知を受けた故西口洋平氏が2016年に立ち上げた団体です。西口氏が創ったのは、働き盛り世代、子育て世代のがん患者さんたちがつながる場。メディリードは医療・ヘルスケアに関わる立場として、創設当初からキャンサーペアレンツの支援を行っています。

がん患者が持つ社会からの疎外感の解消を目指す

キャンサーペアレンツは同じ境遇の人たち同士がつながるだけではなく、がん患者さんたちが社会の中で独立した存在として、しっかりと経済・社会活動を行えるようになることを目指しています。 その背景にあったのは、西口氏自身も強く感じていた「社会からの疎外感」です。がんと一言でいっても人によって病状はさまざまで、通常通り働くことも可能な方もたくさんいらっしゃいます。しかし、がん患者というだけで周囲の見る目が変わり、望むような社会活動をできないケースが多いというのが現状でした。

「協力者」として経済活動に好影響を与え合う存在に

がん患者同士がつながり、「普通の」経済・社会活動を行う。キャンサーペアレンツが持つ思想は、当社の事業理念である「わたしたちの幸せな生活とヘルスケアの未来のため」にも通ずるものです。 何より、医療・ヘルスケアという領域においてマーケティングリサーチを行っている当社であれば、キャンサーペアレンツの皆様に対し、「支援者」というよりも対等な「協力者」として接し、お互いの経済活動に好影響を与えられるはずだと考えました。 このような背景から、キャンサーペアレンツと当社は現在までさまざまなシーンで協力し合う関係が続いています。