従来のヘルスケア分野の調査では医師を対象にするケースが大多数でした。しかし近年その徴候は変化しつつあり、医療従事者の方々のみならず、患者さん自身のニーズに目を向ける傾向が強くなっています。 実際に当社で増えてきている依頼が、「ペイシェントジャーニー」の作成です。
ペイシェントジャーニーとは、特定の疾患を持つ患者さんが、違和感や症状を感じてから現在までにどのような道のりを辿っているのかを示すものです。一般的なマーケティング領域における、「カスタマージャーニー」に類似したフレームワークといえるでしょう。 特定の疾患を持つ患者さんがどのような出来事において、どのような不安やお困りごとを抱え、どのような対処が欲しかったのかといった気持ちを知り、さらに深堀りすることによって、アンメットニーズの把握のお手伝いをさせて頂いています。