株式会社クロス・マーケティンググループのグループ会社である株式会社メディリード(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:亀井晋)は、2018年から毎年実施している「Medilead MarketPlace(以下「MMP」)構築調査」を今年も実施し、一般生活者約30万人の疾患情報パネルを更新しました。

■MMP(Medilead MarketPlace)の特長
MMPは、大規模な疾患情報パネルであり、2018年から毎年約30万人の生活者が参加しています。特に、過去1年以内に入通院歴のある約11.3万人、入通院歴のない約19.5万人、さらに介護を行っている約1万人が含まれ、多様なヘルスケアの状況をカバーしています。
以下の3つのフェーズで構成されており、疾患情報に関する幅広いデータを取得することが可能です。
- 一般生活者の疾患情報調査(General Field)
- 入通院者の疾患に関する深堀調査(Patients Field)
- 介護者に対する介護情報調査(Care Field)
800を超える症状・疾患情報の収集を行っており、特定の疾患からその周辺症状まで広範囲のデータが分析可能です。生活の質(QOL)や年収といった情報も収集しており、電子カルテやレセプトデータには含まれない貴重なデータが得られます。
2025年の更新では、難病項目の追加や細分化、悪性リンパ腫種別の細分化などを行い、よりリッチなデータベースとなるよう構成の見直しを行いました。
また、新たに、主に患者とその家族が直面する治療の長期化と経済的負担からくる心身への悪影響“経済毒性”に関する項目も追加し、患者がおかれる環境を多角的に分析できるデータベースを目指しています。

■MMPの主な取得項目
基本的な背景情報から、症状や疾患に関する項目、入通院状況、治療内容などの患者情報、また介護に関する状況を取得しデータベース化しております。
生成AIが、ユーザーの知りたいことに関連するMMPの設問をレコメンドする「Medi Search」機能で、設問検索をしていただくことも可能です。

■MMP活用事例
- マーケティング戦略作成の為のインサイトの取得
- 特定疾患の深掘調査から得られるデータは、薬剤のマーケティング戦略作成・改善に向けたインサイトを提供します。
- 当局申請資料への活用
- 疾患別の使用薬剤のデータは、豊富な患者背景データと共に市場予測の分析・検討が可能であり、当局へ提出する審査用資料として役立ちます。
- リサーチでの疾患、対象者、条件別のスクリーニング
- 患者や介護者の現状分析や、ターゲットの絞り込みに役立ちます。
- 疫学研究
研究倫理審査委員会(IRB)による審査を受けたデータは、疫学的研究や患者データベースとして利用可能です。
-
■メディリードとは
リサーチでヘルスケア課題の解像度を上げることを目指し、医療業界専門のマーケティングリサーチとデータサイエンス、事業戦略サポートで、クライアントの成功をサポートいたします。
また、“わたしたちの幸せな生活とヘルスケアの未来のため”という企業理念のもとに、今後も医療にまつわるあらゆるステークホルダーの皆さまの相互理解をサポートするとともに、すべての患者さんの今日、そして明日の生活を、少しでもより良いものにすることを目指してまいります。
【会社概要】
会社名:株式会社メディリード
代表者:代表取締役社長 亀井 晋
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2015年4月
主な事業:医療関連領域の調査・データ解析業務
URL:https://www.medi-l.com/
会社名:株式会社クロス・マーケティンググループ(東証プライム3675)
代表者:代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2013年6月
主な事業:デジタルマーケティング事業及びデータマーケティング事業、インサイト事業を行う子会社等の
経営管理及びそれに付帯または関連する事業
URL:https://www.cm-group.co.jp/