<図1>自分の意思で薬物治療を中止・中断したいと思ったことはあるか<単一回答>
<図2> ステージⅠ~Ⅲの患者さんに対し、 「薬物治療をきちんと続ければ、将来必ず良くなる」と思いますか。という問いに対しての同意度(非常にそう思う~全くそう思わないまでの6段階)<単一回答>
中断者において特に「あまりそう思わない~そう思わない」といったネガティブな回答の割合が高い
<図3> がんの薬物治療前、治療中に感じたことのある不安<複数回答> について
青の折れ線は将来展望がポジティブな人の回答、ピンクの折れ線は将来展望がネガティブな回答の人のもの。
※将来展望がポジティブな人とは、「薬物治療をきちんと続けることで、今の生活を維持できると感じるか」について、「非常にそう思う~そう思う」までの回答者、将来展望がネガティブな人とは、「あまりそう思わない~そう思わない」までの回答者
<図4>がんの薬物治療前、治療中に感じたことのある不安<各複数回答>について、治療前から治療中への不安の変化の仕方を中断意向者と中断者で比較したもの。
ここでは特に経済的不安の変化に着目した。中断意向者は治療前から治療中にかけて経済的不安が減少するが、中断者においては減少しない
<図5>がんの治療に関する医療費負担を軽くしたり、生活を支えるための公的制度のなかで、知っているものと利用している/したことのあるもの<各複数回答>。及び各回答者の平均認知個数と平均利用個数
中断意向者と中断者を比較すると、中断者の方が制度の認知、利用が少なめ(平均個数が少ない)。また、最も認知・利用者の多い高額療養費制度においても、中断者は歩留まりが中断意向者より少ない(認知していても利用している人が少なめ)
<図6>がんの薬物治療の情報収集先(治療に関して)<複数回答> 及び全回答者の平均情報収集先数
中断意向者と中断者を比較すると、中断意向者の方がやや情報収集先は多めで、病院のホームページや医療サイト、病院のポスターや冊子などを参照している。中断者は病院が発する情報等よりも、書籍や患者会の利用率が高めである
<図7>がんの薬物治療の情報収集先(費用に関して)<複数回答>及び全回答者の平均情報収集先数
中断意向者と中断者の差に関しての傾向は「治療に関しての情報収集先」と傾向は同じだが、「自ら情報は調べない」が半数近くに及んでいる(中断者は半数以上)。経済的不安はありつつも、自ら情報収集はしない人が多いことがわかる
<図8>薬物治療において感じた悩みについて相談したことのある先<複数回答>及び全回答者の平均相談箇所数
中断意向者よりも中断者の方が相談箇所数が少なく、医師以外には相談していない人が多いことがうかがえる