これまで見てきた通り、片頭痛患者は頭痛によって日常生活にも支障が及んでいることがよくわかります。では、医療機関への受診・治療状況はどのようになっているかを見ていきます。
<図6>
これまでに医療機関への「受診経験あり」と回答した人は62.7%、「受診経験なし」の人は37.3%となっています。
<図7>
受診経験がある人のうち、直近の「1年内に受診あり」という人は27.0%にとどまっており、過去に受診経験はあるものの直近は受診していない「1年内未受診者」が35.7%となっています。
前項で見たとおり、直近1ヶ月の間に、仕事や日常生活の場で「集中できない」「いつもの活動ができない」といった深刻な支障や精神的ストレスを抱えている患者は約6割にのぼります。
それにもかかわらず、直近1年以内に医療機関を受診している人はわずか3割未満(27.0%)にとどまる結果となりました。
「受診経験がない人(37.3%)」と「過去に受診したものの直近1年は受診していない人(35.7%)」を合わせると、全体の約7割(73.0%)が現在は医療機関を受診しておらず、適切な医療に繋がっていない現状が浮き彫りになっています。